FROM: (no data)
SUBJECT: stop reading
たぶん嘘は結局真実なんだろう、それはひびの入った肋骨から滑り落ちる柔らかい臓器のように私から漏れ出ていく、私があなたに嘘をつくのは、自分が我慢できないからで、あなたにも私をクールだと思うように何かかっこいいことをでっち上げる、偽りの人格の断片が濡れた肉のように私からぶら下がっている。馬鹿げているけど、それが私が自分自身について提供できるすべて。どうやってそんな嘘をついたのかわからないから、それが真実かどうかもわからない、それらは私の皮膚の下で這い出そうとする虫のように脈打っている。誰もがすぐに知るだろうし、みんなが私と一緒にいることを後悔しているのを見るのは素敵だ、彼らの顔は何か死んだものの匂いを嗅いだかのように歪んでいる、私は自分の本当の自分について提供できるものは何もないとようやく理解したので、とても素敵だ。でもああ、嘘をつくのはなんて楽しいんだろう、自分の皮を剥いで中に新しい臓器を詰め込むのは、すべてについて嘘をつくのは、性別、年齢、愛称、すべてについて嘘をつくのは、まったく新しい人になれるのはなんて素敵なことだろう、スクラップを縫い合わせた生き物のように。嘘をつくのをやめて、すぐに真実を話さなきゃ。そうすれば、君が思っていたような人間じゃないって気づいてくれる。ただ、生きているふりをしている、水滴を垂らした抜け殻みたいな存在なんだ。.